VHS のデジタル化(2)

18/09/03


前回ご紹介した我が家唯一の VHS デッキ、もともと動きが怪しかったのだが、120分テープを20数本再生したところでテープのセッティングに関わるプラスチックの部品が壊れ、使用不能に(-_-;)。
せっかく始めたリングスのデジタル化作業をやめるわけにいかず、アマゾンで中古のビデオデッキを探し、スズキオンラインショップというお店から、同じビクターで2003年製という7年も新しいデッキの「コンディション:中古品 良い」が 5,920円で出品されていた。これももともと1万円ぐらいの商品だが、未開封の新品はアマゾン価格 69,800円だった! もちろん中古を注文。

アマゾンのスカスカ包装で雨の日に届き、テープがはがれてダンボールのフタが開いていたが(-_-;)、中身は無事。

ビクター VHS Hi-Fiビデオ HR-B13 リモコン付き(電池なし)。
動作も問題なく、HR-D6 より重厚感、安定感がある。7年で技術的にも進化しているはずだし、これなら長く使えるかも。

さて、iMovie 9 でビデオの読み込みを行なうと、ご覧のように「iMovie イベント」フォルダが2つになってしまう。

おそらく上の古い方は iMovie 10 用にバージョンアップされているのだと思う。
そんなわけで iMovie 9 で新たにビデオを読み込むと自動的に新しい「iMovie イベント」フォルダが作られるので、読み込みが完了したら DVファイルだけ別の場所に移し、「iMovie イベント」フォルダはゴミ箱に捨ててしまえばよい。
ビデオの読み込みが終わるとサムネールの生成(写真下)作業が始まるが、iMovie 上で編集するわけではないし、時間の無駄なので、ここで iMovie を強制終了してもかまわない。

前回も書いたように、iMovie で読み込んだ DVファイルは超巨大で、120分だと 25GBにも及ぶ。せっかく1本2時間もかけて読み込んだので HDD に保存しておきたいのはヤマヤマだが、6本で150GB、60本なら1.5TBになってしまい、HDD を1台新調しなければならない。
しかし画質を落とさずに保存しておきたいだけなら、ブルーレイや DVD に焼いてから HDD に逆コピーすれば1本4GBぐらいに収まる。
そんなわけで、DVファイルは「iMovie イベント」とは別のフォルダにためておき(写真下)、6本たまったらブルーレイに焼き、HDD から消去することにする。

DVファイル6本を Toast 16 で焼く(写真上)。
完成したブルーレイを Mac のファインダー上で開くとこうなっている。

「BDMV」というファイルを右クリックして、パッケージの内容を表示。

6本の DVファイルは、それぞれ「m2ts」という拡張子の付いたファイルにデコードされ、ひとつのファイルの大きさは約4GB。これなら100本あっても400GBで収まる。
保存先の HDD にコピーし、名前を付け直す。