TimeMachine はまだ APFS に未対応
17/08/16
High Sierra Beta をインストールしたばかりだが、もう Beta6が出ていたようで、さっそくアップデート。
iOS ではすでに APFS に移行し、10.3 にアップグレードした iPhone は全て勝手にフォーマットが書き換えられているという。今まで常識的に「フォーマット=初期化」と考えていたが、HFS+ から APFS への変換はドライブ上のデータを損なうことなく実行可能であるらしい。
ディスクユーティリティで外付けHDDの1パーティション(TimeMachine として使用)を選択し、「メニューバー>編集」をクリックすると、たしかに「APFSに変換」というコマンドが現れた。
さっそくやってみる。
TimeMachine の APFS変換は完了したが、バックアップを実行しようとすると・・・
う〜、まだ TimeMachine には対応してないようで・・・。さすがはベータ版!
また、ディスクユーティリティで最初に High Sierra をインストールした内蔵HDDを選択した場合は「APFSに変換」がグレー表示され実行できないが、起動ディスクにもまだ未対応なのだろう。
TimeMachine を元の HFS+ に戻そうとしたが、選択肢の中にない・・・。
ところが、いつのまにかコンテナdisk6というドライブが登場。容量から見てもこれが TimeMachine であることは明らかで、こちらは HFS+ に戻すことができる。
無事に HFS+ に戻った。当然、データは全て消えている(笑)。
また最初からバックアップ・・・
【2017/8/17 追記】
現在、Sierra という名の内蔵HDDにインストールされているのは実は High Sierra Beta5で、起動ディスクにしている外付けSSDにインストールされているのは Beta6である。
Beta5と Beta6では、ディスクユーティリティでドライブの表示方法が異なっている。
左が Beta5。3TB の外付けHDD はデバイス名が表示され、ひとつ下の階層に TimeMachine など3つのパーティションが表示される。これは従来通り。
ところが Beta6では、デバイス名が表示されず、各パーティションがそれぞれ独立した HDD のように表示される。
しかし TimeMachine を選択して「パーティション」ボタンをクリックすると・・・
ちゃんとデバイス名が表示され、その中のパーティションのひとつであることがわかり、バーティション数の増減なども従来通りにできるようだ。