2004/8/23 ぼんめし
ルミチンの誕生日。
昼は神田須田町の万惣でモモパ、フルーツポンチ、アボガドとロースハムのサンドイッチで軽食。
桃が先月よりも甘味を増していて、美味!
初めて食べたアボガドのサンドイッチは、トーストしたパンの香ばしさとアボガドの濃厚な旨味、マヨネーズの酸味が調和して、これも言うことなし。
夕方、ちょうど東京に来ている別府の林@エッチ美容室さんと合流。
「ぐるナビ」で上野界隈を検索して発見した「焼き処 しゅん」という、クーポンで5%オフ、誕生日のお客様にはワイン1本サービスというお店へ(笑)。
夏野菜と豆アジのパリパリ揚げ(写真左上)、ミンク鯨の刺身、牛舌味噌仕立てなど、どれもビックリするようなうまさ。特に牛舌は仕込みにたいへんな手間をかけているらしく、その柔らかさは尋常ではない。
枝豆ファンの林さんをうならせたのは、夏季限定・新潟黒埼の茶豆。
こんなのを食べると、枝豆の概念が完全に変わってしまう。
ルミチンが品書きに「ぼんめし」なるメニューを見つけ、ご主人にたずねると、ぼん尻(鶏の尻の肉)だけを集めて炭火で焼いてゴハンにのせ、タレをかけたものであるという。
「それはもう、たまらないうまさです」とまで言われたら食べないわけにはいかない。
鶏でいちばんうまいのは皮だという意見もあるが、ぼん尻はほとんど脂肪で、マグロにたとえれば大トロ。
しかしかなり良質の地鶏なのであろう、脂臭くなく、純粋に旨味のかたまり。
シコシコした食感と、辛口のタレがめちゃくちゃごはんにあう!
700円なのだが、ヘタな2000円のうな重を完全に凌駕するうまさ!
ご主人が「ね。普通の焼き鳥丼なんて話にならないでしょ」というだけのことはある!
ぼんめし
世の中にはまだこんなにうまいものがあることをおいらは知らなかったのかというショックと、それに出会えたことの感激。
もう、この「ぼんめし」を食べるためだけでも、おいらはこの店を贔屓にしたい。
やはり「氷あずきの殿堂・福助」を擁する御徒町界隈、あなどれぬ!