2008/12/7 鎌倉散策(後編)

周辺の歴史散策をする前に、カフェオレと胡桃のタルトで英気を養う(笑)。

まずは源頼朝のお墓へ。

小さな女の子がママに「だれが死んでお墓になっちゃったの〜? どうして死んじゃったの〜?」と尋ねていた。
どうしてって言われても、かまくらじだいの人だからね〜。まだ生きてたらコワイでしょ〜?


荏柄天(えがらてん)神社

大宰府、北野天満宮と共に三天神と称される鎌倉屈指の古社。
たしかに梅の紋といい、雰囲気は太宰府に似ているが、規模ははるかに小さい。
鎌倉の全盛時はもっと大きかったらしいのだが。

ここの大銀杏も立派!

さまざまな漫画家によるカッパの絵が刻まれた絵筆塚。
山根青鬼とか、懐かしい!


鎌倉宮

建武中興に尽くした護良(もりなが)親王(後醍醐天皇の皇子)を祀る神社。
つまりは鎌倉幕府を倒した側の人なのだが、明治天皇の勅命によって創建されたと聞けばうなずける。

参道からの西日が強烈!
神社の鳥居の向きは日時計の役割を果たしているので、おそらく鳥居と冬至の日没を結ぶライン上に参道が作られたのではないか。
おかげで帰り道は西日が真正面なので異常にまぶしかった。

護良親王が戦のとき兜の中に獅子頭の小さなお守りを忍ばせていたことにちなむ獅子頭守。

鎌倉宮の摂社・村上社。村上彦四郎義光という武将を祀る。
その木像は「撫で身代り」という身代りさまとして親しまれている。

拝観料300円を支払うと、宝物殿のほか、本殿の裏にある護良親王が幽閉された土牢(復元されたもの)を見学できる。
足利尊氏と征夷大将軍の座を巡る政争で、9ヵ月閉じ込められた末、28歳の若さで薨じたという。


鎌倉宮も紅葉の名所だ!

鎌倉宮から鎌倉駅まではバスがあるのだが、道路が渋滞しているのか、なかなか来ない。
歩いても20分ぐらいなので、ブラブラ歩いて帰る。
頼朝の墓へ行く途中にあった「自家製焼き豚」と貼り紙のしてある肉屋の前に来たので、ハーフサイズ(300gぐらい)の焼き豚を購入。
そうか、これを買わせるためにバスが来なかったのか!

湘南新宿ライナーの小金井行きに乗り、新宿へ。
サザンテラスのイルミネーションを見てから、アマネさんが幹事の忘年会会場(居酒屋六藏)に向かう。
懐かしい人たちとの楽しい忘年会だった。