2008/10/13 高尾山(後編)


四天王門の「高尾山」というえらそうなガクブチ

仁王門の場合は左右に仁王様がいるが、これは四天王門なので、左右と表裏、あわせて4人いる。これは「増長天」。

四天王門をくぐるといきなり現れるのが、桂米朝の「天狗裁き」に出てきそうな天狗。
その先の右側の階段を上がっていけば本堂なのだが、階段を上がらずにまっすぐ進んでいくと客殿というのがあり、その奥に弁天堂があるらしいので行ってみる。

銭洗い弁天。そして洞窟の中にも弁天様が・・・


本 堂


大吉!

いやー、まさに「天狗の寺」!

まだまだ山頂は遠い・・・

高尾山薬王院は典型的な神仏習合のお寺で、「本堂」から少し上がったところに赤い鳥居があり、すごいカラフルな「本殿」がある。
このインパクトの強さが観光ミシュラン三つ星獲得のひとつの決め手だったに違いない。

そこから一生懸命歩いて、ついに高尾山頂に到着!
しかし、人が多すぎる・・・。

シートが敷けるスペースはことごとく弁当を食べる家族連れやカップルで占領されていた。
花見シーズンの新宿御苑の方が、広い分だけまだ空いているというもの。
紅葉の本番はまだ1ヵ月先。平日ならここまでひどくはないのだろうが・・・。

富士山は雲で見えないし。

山頂のあまりの混雑にあきれ果て、また四天王門の前まで降りて来て、茶店で休憩。
まだまだ登ってくる人が多い〜。

ルミチンは下りもリフトに乗りたがったが45分待ちだったので、待ち時間なしで乗れるケーブルカーに変更。
傾斜が30度を超えるところもあって、これもなかなかコワイ。

朝はあったかいそばを食べたので今度はつめたいとろろそばを食べてみようと思い、「高橋屋」の順番待ちノートにサインをする。きっと評判の店なのだろう。

最初から冷たいツユがかかっている「冷やしとろろそば」。
とろろに蓴菜(ジュンサイ)が添えられていて、ちょっと高級感がある。
ツユの味も濃いめで、人気があるのも納得の味。うまい!
ルミチンは天丼を注文したのだが、ちょっと撮影をミスったために写真をご覧いただけないのが残念。
これも東京の天丼ファンに通用するうまさだったぞ!

人が少ない平日だったらもっとのんびり楽しめただろうが、念願の高尾山に登れて満足でした!