有馬記念

としちんの見解:

1番人気はゴールドシップ。おととし1着、去年3着の実績に加え、JCを回避して休養十分であることと、この馬で阪神大賞典を勝っている岩田との相性が高く評価されているようだ。

しかし、JC組が強いレースであることも事実で、特に今年のエピファネイアとジャスタウェイのレベルはきわめて高い。
どちらも福永のお手馬なのだが、同じレースで2頭に乗るわけにはいかないので、JCではジャスタウェイの方に騎乗したのだが、スミヨンに乗り替わったエピファネイアがあの勝ちっぷり。
ジャスタウェイも、距離が不安視され、体調も万全ではなかったものの2着を死守し、さすがに強いところは見せた。今回はさらに距離が延びるが、中山記念を圧勝しているこのコースに問題はない。
しかもジャスタウェイにはリベンジに燃える福永が引き続き騎乗するが、エピファネイアは初騎乗の川田だ。今年の秋のGIはラキシスでの勝利があるものの、菊花賞のトゥザワールド、JCのハープスターでは見事に期待を裏切ってくれたジョッキーである。
それでも、どうしても気になるのはエピファネイアの父シンボリクリスエスが2002年(午年!)の勝ち馬だったことだ。グランプリ父子制覇の舞台としてはまさにうってつけ。
年度代表馬決定戦として考えた場合も、2頭の内のどちらかが勝つのが一番スッキリした決着になるだろう。

ちなみに、金曜日までは去年オルフェーブルの2着だったウインバリアシオンが◎だった。
しかし前走の金鯱賞は自分から競馬をやめてしまった形で15着という惨敗。
去年は藤岡康で金鯱賞3着、本番では岩田に乗り替わっていたのだが、今年は藤岡康のまま。本来の調子さえ取り戻せば、距離適性はゴールドシップ級なのだが・・・。

凱旋門賞でそのゴールドシップに騎乗した横山乗は、今回はワンアンドオンリー。
そろそろ走り頃ではあるし、ジャスタウェイ、ウインバリアシオンと同じハーツクライ産駒。
なんと言っても、出走馬中唯一のダービー馬である。

菊花賞で故障したのではないかと心配されたものの、元気に戻って来たトゥザワールドも、ビュイックへの乗り替わりが不気味。中山での成績はワンアンドオンリーを上回っている。

京都大賞典と金鯱賞を連勝中のラストインパクトは、川田がエピファネイアに乗るため菱田クンが抜擢された。重賞未勝利だった馬が5連勝した今年の秋のGIの流れから考えれば、重賞未勝利の騎手がいきなり有馬記念で初Vというのも面白いとは思うが・・・。

オルフェーブルで有馬を2勝した池添が乗るサトノノブレスも金鯱賞2着で、適性は高そうだ。

春の天皇賞しか走らないイメージのフェノーメノは中山(2003)で、ツボにはまったときは怖い。

結論。
本命(13)エピファネイア。
川田にはけっこう裏切られた1年だったので、なんとか帳消しにしてもらいたい。それだけ。
対抗(15)ジャスタウェイ。
人気がなさすぎる(9)ウインバリアシオンが3番手。
あとは(14)ゴールドシップ、(3)ワンアンドオンリー、(6)トゥザワールド、(7)ラストインパクト、(11)サトノノブレス、(10)フェノーメノまで。

3連複
13→14→15              2,000円
13→15→9、3、6、7、11、10  各1,000円
13→9→14、3、6、7、11、10  各500円


レース結果

ハズレ

1着  4 ジェンティルドンナ
2着△ 6 トゥザワールド
3着△14 ゴールドシップ
4着○15 ジャスタウェイ
5着◎13 エピファネイア

真っ先に消した馬が勝ってしまった(-_-;)。
天皇賞・秋でお世話になった恩を忘れるとバチが当たるということですな〜。

今年はマイナス¥171,600で終了。
GIが2つしか当たらなかったのはおいらの競馬人生でも記憶がないし、ラストの7連敗で気分的には20万以上負けてる感じなので、まだよかった方かも(笑)。
来年はがんばりましょう!
 

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