天皇賞(春)

としちんの見解:

メジロマックイーンで天皇賞(春)父子3代制覇を果たした、あのメジロ牧場が閉鎖。
SS系がもたらした牧場間格差を象徴する出来事だ。
国際的なスピード重視の流れに伴い、天皇賞の春(3200m)と秋(2000m)の重みが逆転してしまったことも、ステイヤーの育成を得意とするメジロ牧場にとっては逆風だったろう。

最近の天皇賞(春)が荒れているのは、もはや現役最強馬決定戦ではなく、3000m以上でしか活躍できないステイヤー限定のレースに変貌したからだ。これは菊花賞も同様である。
人気上位を占めている4歳勢(トゥザグローリー、ローズキングダム、ペルーサ、エイシンフラッシュ)は馬券を売るための客寄せとして駆り出されたと見る。

狙いは、6歳の春にようやく遅咲きのステイヤーの血が開花した(3)ナムラクレセント。
テイエムオペラオーで2000、2001年を連覇した和田竜二が、ちょうど10年ぶりに春の盾を制する。
父の父はSSだが、母系はメジロマックイーンと同じパーソロン系というのもこの伝統の舞台にふさわしい。

相手は、4歳勢からはマンハッタンカフェの子(2)ヒルノダムールを抜擢。
おととし1着、去年2着の(8)マイネルキッツは、今年はやはり3番手。
あとは(18)コスモメドウ、大穴で(11)ゲシュタルトまで。

単勝
 3   5,000円

馬連
2ー3  1,000円
3ー8  1,000円
2ー8  1,000円
3ー18 1,000円
3ー11 1,000円


レース結果

1着3着 

1着○ 2 ヒルノダムール
2着 15 エイシンフラッシュ
3着◎ 3 ナムラクレセント
4着  7 マカニビスティー
5着 14 トウカイトリック

ナムラクレセントは出遅れを途中で挽回した分、最後が粘れなかった!
直線に入って3ー8、途中から2−3で、絶対取ったと思ったのに〜。
エイシンフラッシュが邪魔!


全馬の着順
http://keiba.yahoo.co.jp/schedule/list/2011/?month=5