2月4日 池袋 夜の部

 
すっかり遅くなっちゃいましたが、今年の初落語の報告をさせて下さい。
インドへいく前日、東京へいくんならやっぱりと、寄席にいってきました。

2月4日池袋演芸場夜の部。
さん角さん「道潅」
喬之進さん「真田小僧」
にゃんこ金魚
玉の輔さん「ざいぜんごろう」
歌之介さん「幕末竜馬伝」と本人は言ってました。
世津子さんマジック
扇遊さん「干物箱」
聞き慣れた噺で、期待したものではありませんでしたが、それでも扇遊さんの高座を聞けて幸せでした。「昔、扇橋に入門した頃はほんとに堅くて真面目だった私なのに、今ではこんなになっちゃって」って、どんなになっちゃったかちょっと知りたい(笑)
市馬さん「欠伸指南」
元九郎さん
喬太郎さん「午後の保険室」

ここまでで出てきました。
扇遊さんに会いたくて行った寄席ですが、一番おもしろかったのは実は玉の輔さんでした。
噂に聞いた「ざいぜんごろう」を初めて聞けたから。
あの落ちのおかしかったこと。
癌の告知をしようかどうしようか悩むお医者さんに、看護師さんがアドバイス。がんの付く言葉でそれとなく伝えようということになります。
がんもどきとか言おうとするのですが、お医者さんもどもっちゃってなかなか伝わりません。
やっと患者さんに伝えて、次は看護師さんに尋ねます。
「先週君にプロポーズしたよね?その返事を聞かせて欲しいんだけど」
看護師さん(もちろん女ね)は「それじゃあ私も、それとなく伝えますね。ノーりん水産省」
もう爆笑でした。

喬太郎さんに客席から声をかけてみました。
こういうことをするのは生まれて初めてで、非常にドキドキしましたが、前回浅草でみたような、つまんない喬太郎さんの高座はみたくなかった。
「週刊文春読んでます」と言ったら、思いの外あせってくれて(あれも演技?)15分漫談で、最後の5分が落語でした。

7時半に寄席を出て、成田で一泊。翌日からインドへいってきました。