まえのきじへほーむへつぎのきじへ

2/18 夕方以後の話

 
4時半ちょっと前に落語会が終わりました。
そう、この会は10時半から4時半の予定の会だったのです。
10人まとめて聞ける、ちょっとお得な会。
午前中はうすら寒かった会場も、午後は暑くて たまらず、かといって場内は飲食禁止なので、喉がカラカラでした。
まずはこの乾きをなんとかしようと、ジョージさんご夫婦と、近くの喫茶店でケーキに紅茶。
そしてホテルへ、荷物を置きにいくことにしました。

宝塚線で梅田へ出て、そこから淀屋橋にいきます。
え、ここは梅田? ちょっと寄りたい所があるの、いいですか? と言って、阪急百貨店のCDコーナーへ。
大阪へくる度、最近ここへ寄っています。
花緑さんの「じゃじゃうまならし」が一番前においてあったけど、6月に新潟へいらっしゃるし、その時やってくれるかもしれないと期待して今回はパス。
ずらっと並んだ枝雀さんのCDから、どれを選ぶかしばし悩む。
そして結局「この噺のおもしろさは 東日本の人には分かり難いと思う」 というようなことを文我さんがホームページに書いていた「こぶ弁慶」にしました。
私は果たして、この噺が分かるだろうか。
そういえば昼の落語の時も、私が笑う時とみんなが笑う時が違いました。
大阪へ落語を聞きにくるといっつもそう。なにか違うのかなあ。
私はやっぱりどうしても、東日本の人間だものね。

淀屋橋の駅からちょっと迷って、私の泊まるホテルに着きました。
安いわりに部屋が広く、なかなかいいホテル。
ボディーシャンプーが固定されてて、持ち帰りできないようになっているのがちょっと笑えたけど、 あの値段では充分過ぎるホテルでした。
重い荷物をホテルにおいて、さあ船場から島之内まで歩きます。
定吉くんが歩き出したのは朝だけど、私は夕方。だからいまいち違うわねと思ったのは最初のうちだけ。
やがて私も、定吉くん状態になりました。そう、お腹が空いたのです。
でも島之内あたりへ着いてから食べようと思って、がんばって歩きました。
この辺が島之内だよと言われ、さあ食べようと思っても、前を歩くジョージさんご夫婦が立ち止まらない。
中華のにおいがするんだけど。焼き肉も美味しそうなんだけど。
御膳いただかして下さーい(^_^;)
ようやく7時過ぎに、心斎橋のラーメン屋さんに入りました。
お腹が減り過ぎていたので、ラーメンと肉丼のセットを頼んだけれど、食べてみたらかなり多くて、ごはんは要らないようでした。
ラーメンがまた美味しくて、つゆを全部飲んでも別れ難く、いつまでも丼を抱えていました。
もうちょっと歩いて水かけふどうさんへいこうと誘ってくれましたが、もう疲れたので、ホテルへ帰ることにしました。
ミルク。
 

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