(Martin Orford ソロ)
CLASSICAL MUSIC AND POPULAR SONGS 
2000


だいたいプログレ・キーボード奏者のソロ・アルバムにはガッカリさせられることが多いが、これはまぎれもない傑作である。
参加メンバーはIQ、ジャディス、ジョン・ウェットン・バンドの面々。
マーチンのヴォーカルはGARY CHANDLERそっくりで、まるでジャディスの新譜を聴いているような錯覚に陥る。
しかし(2)ではJOHN WETTON、(8)ではPETER NICHOLLSがヴォーカルで参加していて、非常にお買い得。ギタリストの三者三様のプレイも聴きのがせない。
マンドリンやバグパイプを使用した曲、マーチンが25年ぐらい前に作曲したプログレなど、お楽しみ満載のアルバムだが、圧巻は(9)のピアノ・コンチェルト。シンフォ系プログレファンは、この1曲のためだけでも買うべきだ!