Mr.Gil / Alone 1998


Mirek Gil - guitars
Olaf Lapczynski - voice
Krzysiek Palczewski - keyboards
Piotr Mintay Witkowski - bass
Wlodek Tafel - drums

コラージュ解散後、ギターのMirek Gilを中心に結成されたバンド。
バンド名や、「War」を除く全てをGilが作曲していることからも、実質的にはソロアルバムと言うべき作品であり、最後の「Free」ではリードヴォーカルもとっている。
前半はメロディもヴォーカルも甘すぎの感があったが、ちょっと飽きてくる6曲目あたりから急によくなってきて、メロウなシンフォニック大会が繰り広げられる。
しかし、リアルタイムでコラージュを経験しなかったおいらにとって、本作がコラージュ系サウンドとの最初の出会いだったわけだが、のちに「Moonshine」を聴いたときの衝撃の方がはるかに大きかった。
たしかにギターとキーボード(どちらも元コラージュ)は凄いのだが、それでもやはりこの人たちのプレイが最大限に生きるのは、Wojtec Szadkowskiが書いた曲であることを実証する皮肉な結果になっているようだ。