ポーキュパイン・ツリー
オン・ザ・サンデイ・オブ・ライフ〜人生の休日にて

ポーキュパイン・ツリーはキャリア20年以上のベテラングループだが、日本で紹介された(日本盤のCDが発売された)のは遅く、2006年の「デッドウィング」が最初である。
同年11月の来日公演には、どちらかと言えば前座のロバート・フリップ見たさに会場まで足を運んだのだが、客層も見事に半分が若者、半分がプログレ好きのオジサンという不思議な構成だった。
生のステージは、アルバムほど複雑ではなく、普通にかっこいいブリティッシュ・ハードロックだったのが印象的で、半分のお客さんがスタンディングでノリノリだった(笑)。
翌2007年発表の「Fear of a Blank Planet」も、RUSHのアレックス・ライフソン(ギター)がゲスト参加して話題を呼んだ。

「オン・ザ・サンデイ・オブ・ライフ〜人生の休日にて」は、1991年のデビュー作。
2008年に旧作7タイトルが一斉に紙ジャケで日本発売された中の1枚である。
これと「ヴォヤージ34〜ザ・コンプリート・トリップ」を除く5タイトルは全て2枚組なので、CDの枚数としては実に12枚になるが、ツタヤの半額クーポンでまとめて借りてきて、いまPCに取り込み中(笑)。
(つまり、まだどれも聴いていないのである(-_-;)。)

「デッドウィング」においても随所にピンクフロイド的な要素が見られたが、これら旧作を聴けば、「ピンクフロイドとドリームシアターのギャップを埋める」と言われる彼らのサウンドの秘密が明らかになるかも?