OS X 10.11 El Capitan GM Candidate

 15/09/28 


Mac OS X 10.11 El Capitan が10月1日に登場予定だが、おいらは Apple Beta Software Program に参加し、9月18日に「Install OS X El Capitan GM Candidate」をダウンロード。
「GM Candidate」とは、ベータ版の中でも最終候補版のことを言う。


アップルストアでダウンロード。 

インストールを開始すると他のことが何も出来なくなるので、夜中まで放置(笑)。

いつものようにアプリケーションフォルダにインストーラーが作られる。
使用後は消滅してしまうのもいつも通りだが、夜中まで放置していたことによって TimeMachine にコピーされていた。

まずは上書きインストール。
せめて壁紙を El Capitan 風にしないと、見た目の変化は Yosemite と全く同じ。
レインボーカーソルのデザインが平面的な感じにはなったが。

なんと、システムフォルダが存在しない。
(このページの下に関連記事あり)

ディスクユーティリティが一新された。

アクセス権の検証/修復とディスクの検証/修復がひとつになっているようだ。
起動ディスクの修復も可能になったということだろう。

2つのアプリが自動的に画面いっぱいに映し出される Split View。
これは全画面表示がデフォルトの iPad にとっては画期的な機能だろうが、Mac では同時に複数のアプリで作業したいときは全画面表示にしなければいいだけの話なので、たいして魅力的ではないかも?
Firefox と Chrome を並べてもたいして意味はないし。

Dreamweaver CS3 は、例によって Java SE 6 のインストールを促され、インストール後は問題なく起動しました。

デジカメのSDカードをセットしたときに「写真」アプリが勝手に起動するのを防ぐためには、従来は「プレビュー」から設定するというわけのわからない仕様だったが、ようやく「写真」から設定できるようになった。
(写真の赤丸部分のチェックを外す。)

ターミナルを使う方法だとうまくいかなかったので、下のサイトを参考に、El Capitan のインストールUSBを作った。
http://applech2.com/archives/45495515.html

Install OS X El Capitan GM Candidate を TimeMachine からアプリケーションフォルダに復元し、Install OS X Yosemite にリネームして、DiskMaker X を起動。

USB の名称を Install OS X El Capitan に直し、アイコンも元通りにして、完成!

8GBのUSBだと空き容量が194MBしか残らなかった(-_-;)。

インストールUSBでクリーンインストール後、もう10.11.1アップデートが出ていたのでついでにアップデート。
やはり上書きしたときよりも動きはよくなった気がする。

Chrome、Firefox、GyazMail、Photoshop CS6、Excel 2011は無事に動いた。
リネームソフトの Shupapan 5.9.7βはリネーム作業完了と同時に落ちてしまうようになったが、作業自体に影響はない。

【2015/10/1 追記】
上の記事で使った DiskMaker X のバージョンは 4.0b4 だったが、もう El Capitan に正式対応したバージョン 5 が出ている。
http://diskmakerx.com/

【2015/10/6 追記】
カミサンの iMac(Yosemite)で El Capitan をダウンロードし、最新の DiskMaker X 5.0.1 でインストールUSB を作り、自分の Mac mini で外付けHDD にインストールしてみたら、ちゃんとシステムフォルダがあった(-_-;)。なんで?

また、インストールUSB の容量は 6.18GB に収まるようになっていた。