Pioneer DVDプレーヤー DV-310

インテルMac miniにアップルワークス6を入れる
Pioneer DVDプレーヤー DV-310

 09/05/17 


インテルMac miniにアップルワークス6を入れる

5月8日

データレスキュー2でほとんどのデータを救出できたとは言え、動画のみならず、iTunesデータもかなりのダメージを受け、8ミリビデオやCDからせっせと再取り込み中・・・。
iTunesはバージョンの違いでファイルの扱い方が微妙に違っているようなので、この際、全て新しく入れ直すのもいいだろう。

ビデオを取り込む際、また90年代の懐かしの映像を見て、パソコンの世界の10年前がどれほど大昔であるかを改めて実感した。
ビデオが撮影された日時が確定できる記録(チャットのログやメールなど)は、まだパフォーマ6210に230MBのMOドライブをスカジー接続していた頃のMOに保存してある。
いろいろな書類があるのだが、テキストデータは問題ないが、クラリスワークス書類はOSXでは開けない。
いや、データをUSBメモリに入れて会社に持っていけば、OSX10.3のアップルワークス6で開くことはできる。
このアップルワークス6をMac miniにもインストールしようと試みたのだが、インストーラーが旧バージョンだからなのか、ソフト自体がインテルに対応していないのか、どうもうまくいかなかったので、ほとんどあきらめていた。
ところがネットで調べてみると、移行アシスタントで移行して使ってますとか、単純コピーでもオッケーでしたなどと書かれている。おかしいな〜(-_-;)。

もうひとつの手は、昔のベージュG3をOS9専用機として再デビューさせることだ。
久々に起動させてみたところ、起動音は鳴るのだが、画面が映らない・・・。
やっと映るようになっても、今度は「?」マークで止まってしまう。
OS9インストールディスクで起動させると、ようやくハッピーMacまで行ったが、そこから先に進まない。
何度もPRAMクリアしたあげく、おそろしく時間をかけてアイコンパレードまで行ったところ・・・
出た! これも久々に見る、爆弾マーク! *〜●...

なんとか起動までこぎつけることができたのは、ディスクウォーリアのCDだけだった。
しかしデスクトップ上を見ると、内蔵HDを全く認識していないようす。
HDを他のと取り換えたり、かなり悪戦苦闘の末、G3MTのマザーボードのソケットに、ちゃんとささってないケーブルが1本あるのを発見!


↑ここ。

G3MTの中を開けたり閉めたりしているときに半分抜けかかっていたようで、これが内蔵HDが認識できない原因だった・・・。アホらしい〜。

会社のMacをOS9専用機として使っていたころのHDで起動させると、懐かしい壁紙が!

しかしまだこのMac、USBカードをちゃんと昔のように認識してくれない。
パソコン切替器を使っても、切り替わるのがモニターだけで、キーボードとマウスは昔のやつを使わなければならず、不便なことこの上ない。マウスもスムーズに動いてくれないし〜。
続きは、またあしたやろう・・・

 
5月10日

アップルワークス6がインテルMac miniにインストールできた!
会社のMacに入ってるやつ(最終バージョンの6.2.9までアップデート済)をフォルダごとUSBメモリーにコピーし、Mac miniのアプリケーションフォルダに単純コピーしたら、問題なく起動したのだ。
この文章の下書きも含め、テキストはいつも iText Express で書いているのだが、ちょっと体裁よく印刷したいときはアップルワークスに限る。
会社はOSX10.3.9なので問題なく使っているのだが、最新の環境でも使えるとは心強い!
昔のクラリスワークス書類を開くこともできるので、これで無理してG3MTを動かす必要はなくなったかと思われたが、しかし、まだ世の中はそんなに甘くなかった・・・。

クラリスワークスは1995年に買ったパフォーマに付属していたのがバージョン2で、その次はどういうわけか3を飛ばしてバージョン4だった。
アップルワークス6の「6」も、実はクラリスワークスからの通算なのである。だから5も飛ばされているわけだ。なんで?(-_-;)
4まではWindows版もあったらしい。
(Windowsユーザがもっと使ってやれば、あんなワードなどという最悪なソフトが標準になることもなかったろうに・・・。)

クラリスワークスの2と4では書類の形式が違う。
おいらは最初の数ヶ月間は2を使い、それから4にアップグレードしたので、両方の書類が残っている。
4で2の書類を開くことは可能で、4の形式にコンバートして保存できる。

アップルワークスは2でも4でも開くことができ、アップルワークス書類にコンバートして保存できるのだが、画像などを貼り込んだワーブロ書類はレイアウトがかなり狂ってしまう。
しかし文章が取り出せるだけでも全く開けないよりはずっとマシなので、クラリスワークス書類が大量にある人にとって、OSXへの環境移行には欠かせないソフトなのだ。もう売ってないけどな〜。

ところが、インテルのせいなのかOSX10.5.6のせいなのかわからないが、Mac miniにインストールしたアップルワークス6でクラリスワークス2の書類を開こうとすると「I/Oエラー」になることが判明!
う〜ん、やっぱりOS9環境がないとダメだ〜。

仕方なく、またベージュG3の中を開け、なぜか認識してくれなかったUSBカードを別のPCIスロットに差し換えてみた。
ポートにマウスをつなぐと、あっさりと認識(^^;)。おいおい〜。
これでパソコン切替器を使い、モニターとキーボードとマウスをMac miniとベージュG3で共用できる。ボタンひとつで2台のマシンが切り替わるのだ。
ただし、ベージュG3のUSBカードにはポートが2つしかなく、パソコン切替器のキーボード用とマウス用のケーブルをつないだら終わりなので、USBメモリーをつなぐときはキーボード用のケーブルを外さなければならないのがちょっと面倒である。
USBメモリーにクラリスワークス2の書類を入れてベージュG3につなぎ、アップルワークス形式にコンバート。やれやれ、やっとできた〜。


上は、OS9でコンバートした書類をMac miniで開こうとしたときの画面。
OS9にインストールされていたアップルワークスは、実は6.0のままだったようだ。
しかし、ファイル名に追加されるのが[v6.2-J]ではなく[v6.0-J]なのは手抜きだな〜。

最終バージョンへのアップデートは、まだこちらで可能である。
http://www.apple.com/jp/ftp-info/reference/appleworks629formac.html
 

Pioneer DVDプレーヤー DV-310

11年前に奈良・興福寺の国宝館で阿修羅を見たときは、まだガラスケースに入っておらず、しかも床に置いてあったので、おいらより背が低かったのを覚えている。
写真や切手で見ると、なんだか細いし形が気持ち悪いし、あまり好きな仏像ではなかったのだが、実物を見て大ファンになった。
これぞ人間による究極の造形美。ルーブルのモナリザどころではないとさえ思った。

その阿修羅がいま上野に来ていて、すでに観覧したマイミクさんもいるようだが、11年前、薄暗いところで寂しそうに立っていたおいらより背の低い仏像が、急に「天平の美少年」などと持ち上げられ、大スターになってしまうのだから世の中はわからない。
月曜休館だからおいらは日曜に行くしかないが、混んでるだろうし、もしかしたら行かないかもしれない。

5月10日(日)、NHKのBSハイビジョンで「阿修羅 天平の謎を追う」をHDに録画。
ヤフオクで37,600円でゲットしたものの、毎日「ぜんまいざむらい」を録画するだけだったDVDレコーダーが、ようやく役に立った。

ブルーレイじゃないからハイビジョン品質でメディアに保存することはできないが、どうせテレビがハイビジョンじゃないし(^^;)、DVD品質でも十分である。
実際、ここまでリアルな映像を見ると、ますます上野まで行かなくてもいいような気がしてきた(笑)。

HDに録画したデジタル放送(地デジやBSデジタル)をDVDにダビングする場合、CPRM対応のDVD-RW(またはDVD-R)を使うのが一般的である。

今は「ダビング10」で10枚までダビングできるが、最初は1回ダビングしたらおしまいで、HDのデータも消えてしまったらしい。
メディアがたまたま不良品だったりすると、ちゃんとコピーがとれてないのにHDも消えてしまうという最悪の事態も起こりえたわけで、その点では改善されたと言える。

最初にVRモード、ビデオモードのどちらかを選んでフォーマットするのだが、デジタル放送を録画したいときはVRモードを選ぶしかない。
ビデオモードの方は、どんなDVDプレーヤーとも再生互換性が高いので、コピー制限のないアナログ放送や家庭用ビデオカメラで撮影した映像には向いている。

CPRMの問題点は、あいかわらずDVDからDVDへのコピーができないことと、CPRMに対応していない古いDVDプレーヤーやMacでは再生すらできないことだ。
うちでも、せっかくDVDにダビングしても、同じ機械でしか再生できないのでほとんど意味がない。単にHDの空きが増やせるというだけでしかないのだ。

CPRMで検索すると、WindowsでCPRMを解除する裏技もあるようだ。やっぱりなあ。
あんまり著作権にうるさすぎるところも、地デジの普及が進まない一因なのではないか?

VRモードのDVD-RWが再生できるDVDプレーヤーには下のようなマークが付いている。


どんなに安くて、CPRM対応を謳っていても、このマークが付いていないDVDプレーヤーには手を出すべきではない。

5月15日、RWマーク付きのDVDプレーヤーを購入。

左が今まで使っていた東芝の古いやつで、右がDV-310。直線的なデザインがかっこいい!

なんとUSB端子が付いている。
パソコンにつなげられるわけではないが、対応するUSB機器の動画/音楽/画像ファイルがパソコンなしで再生できるらしい。

まずはCDプレーヤーとしての音質をチェック。
ジャディスのサマーソルトをかけてみると・・・
うおー、すごいいい音! 新品だからかっ?(笑)
最近は6千円台のDVDプレーヤーでも、少し前の3万円台のCDプレーヤーより音がいいのかも。
それとも、これがパイオニアの実力か?

さて、かんじんのVRモードのDVD-RWを試写。
と言っても、おいらの部屋のテレビは外部入力端子がない骨董品で、映像は下のVHSビデオデッキの外部入力を経由してテレビのアンテナ端子に接続(^^;)。
画面は虹色に波打っているが、地デジ液晶ワイドを買うまでのガマンだ。
とにかく問題は、ちゃんとDVD-RWが再生できるかどうかである。

ワハハ、映った! すばらしい!
テレビをデジカメで撮るとこうなってしまうが、実際はこれよりはだいぶマシ!(笑)
これで、リビングで録画したデジタル放送をおいらの部屋でも見れるようになったよ〜。

今どき再生専用のDVDプレーヤーも、こーいう「自分の部屋用」の需要はそこそこあると見えて、ツタヤでも3千円ぐらいで売っている。
しかし、安物だとどうせ対応メディアも限られていると思うし、すぐに壊れるという話も聞いている。
6千円台でパイオニアが買えるのなら、やっぱりパイオニアにしましょう、みなさん!