全取っ換え!

250GB、買っちゃいました
8年前のマシン、現役復帰!

 06/12/02 


250GB、買っちゃいました

いま、250GBぐらいの外付けHDがとても安い。
11月10日、ヨドバシでBUFFALOのHD-HU2が11,800円だった。
USB2.0の外付けHDケースを持っているので、中身だけなら秋葉館あたりで9千円台で売っているのだけれども、仕事用のプリンタ用紙やインクを買ってチマチマ貯めたポイントが5,252点あるので買ってしまった。支払った現金は6,548円。しかもBUFFALO製品につき、その18%の1,179円が新たにポイント発生!
HDを2台つなげるATAケーブルもついでに購入。840円なり。

今まで30GBのHDを2パーティションに分けてOSXとOS9をインストールし、データ類は外付けの80GBに格納していたが、80GBをOSX専用、30GBをOS9専用にして、2台ともATA接続で内蔵。これでOSXの作業エリアを十分に確保できるし、データ類を格納する外付けHDを250GBにすることで、将来80GBのiPodを買っても余裕で使うことができる。
今までの外付けHDケースと違い、Mac本体の電源と連動して電源が自動的にON/OFFできるのが便利。

しかしHDの引越作業が終わったあと、OS9で起動したら、外付けを認識してくれない(-_-;)。
OSXでちゃんと「MacOS拡張」フォーマットしたはずなのだが、OS9で起動して使う場合はOS9からフォーマットしなければならないのであるらしい。説明書はきちんと読むべきだったな〜。
せっかく何時間もかけて入れたものを、また80GBに退避し、外付けHDをOS9からフォーマットしなおす。

OS9のデスクトップ上にOSXのHDが現れないというトラブルもあったが、こちらは「ビーズクルー」で強制マウントし、ドライバを更新しただけで無事に正常化。

また、2台つながるATAケーブルに2台つなぐより、ATAカードにソケットが2つあるので、1台ずつ別々につなげた方が快適に動作することも判明。

なお、IDEにつないでいた6GBの「緊急時用ディスク」はとりあえず外してある。
(これがあとで、後悔するハメに・・・。)


上からOSX起動ディスク(80GB)、外付け(250GB)、OS9起動ディスク(30GB)

  

8年前のマシン、現役復帰!

11月20日夜、とし博の更新をしようと思い、XPostFactoでOSXからOS9に切り替えて再起動したところ、起動ディスクの選択を間違え、OSX内のクラシック環境用システムで立ち上がってしまった。これはOS9起動ディスクのシステムフォルダをコピーし、クラシック環境に必要な機能拡張だけオンにしたものである。
ここで落ち着いてOS9起動ディスクを選びなおせばよかったのだが、パニクって強制再起動したところ、画面がグレーのままウンともスンとも言わなくなった。
OSX起動ディスクの電源ケーブルをはずし、OS9起動ディスクだけつないだ状態で再起動しても、その逆をやってもダメ。PRAMをクリアしても、ディスクウォーリアのCDから起動しようとしてもダメ。
HDの損傷なら、正常なHDやCDで起動してこれを修復することもできるが、本体の故障となるとやっかいである。何度も再起動しているうちに、ジャーンという起動音さえしなくなってしまった。これはかなりの重症かも(-_-;)?

このPowerMacG3MT266、実は中古で買ったもので、まだうちには1998年に買った初代のG3MT266がそのまま残っている。どうせ使わないZipドライブが壊れている以外、動くことは動く。同じモデルが新品同様で2万円ぐらいで売られていたので、少しでも長く使おうと思って買ったのである。もし本体の故障なら、本体を取り換えれば問題はあるまい。
故障したG3MT266からメモリ3本、PCIカード3枚(RADEON9200、LAN/USB/ファイヤワイヤカード、ATAカード)、HD2台とATAケーブル2本、そしてG4/733カードを取り出し、全部まとめて初代に移植。
電源を入れると、ジャーンと景気のいい起動音がして、OS9のハッピーMacがニコニコと現れたまではよかったが、その直後にエラー表示と爆弾マークが。久々に見た、爆弾マーク!
やはり改造した手順通りに復元しないとダメなようだ。
ということは、一度分解してから組み立て直せば、本体は入れ替えなくてもよかったのかも?(-_-;)

G4/733カードとRADEON9200をはずし、CPUカードを元のG3/266に戻す。
今度はOS9のアイコンパレードも無事に通過し、デスクトップまでたどりついたものの、そこでフリーズ。マウスを動かしてもカーソルがビクともしない。
何気なくアプリケーションを強制終了させるキーボードショートカット(ESC+オプション+コマンド)を実行してみると、ビーズクルー機能拡張を終了してもいいかというメッセージが。
ビーズクルーがフリーズの原因になったことは過去に経験がないが、とにかく機能拡張マネージャでビーズクルー関係のコンパネと機能拡張をオフにして再起動。
おー、なんとかOS9だけは復活した!
すでに時計は午前1時なので、きょうはここまで。

翌日、とりあえずOS9でとし博の更新をすませたあと、いよいよOSX環境の復活に着手。
パンサーを普通に動かすためには、G4/733カードとRADEON9200がどうしても必要である。どちらもドライバはインストールされているので、G4/733カードは取り付けるだけですぐに使用可能だったが、一方のRADEON9200は、モニタケーブルをつないでも何も映らない。いったんPCIスロットから抜いて、付属CDからドライバを再インストールし、再起動。再び本体の電源をオフにし、RADEON9200を取り付けてから起動。
なんとか、24時間ぶりにマシン復活!
もしOSX環境が二度と復活しなかったら、インテルiMacを買わなければならないところだった(笑)。

それにしても、OS9のビーズクルーが使えなくなったのは不便である。IDEに接続した緊急時用ディスク(下の写真の3)をマウントすることができないのだ。OSXには強制マウントの手段が存在せず、新たにソフトを買わなければならないのである。


1:OSX起動ディスク(80GB)
2:OS9起動ディスク(30GB)
3:緊急時用ディスク(6GB)

あと、OSXの起動画面が、グレーのアップルマークからではなく、しばらく真っ黒のまま、ブルーの画面の途中から始まるようになってしまった。実質的には困らないのだけれども、これはRADEON9200と入れ替えた本体との相性が悪いからなのだろうか。もしかしたら、ビーズクルーがフリーズするのも同じ原因かも?

OSXとOS9を別HDに分け、iTunesミュージックフォルダやデジカメデータなどを外付けHDに格納したことで、作業スペースが非常に広くなって快適にはなったのだけれども、スピードはほとんど改善されていない。むしろ、これは本体を入れ替える前からそうだったのだが、メモリを増設したことでかえってスピードが若干落ちたような気がしないでもない。バラバラの256、256、512をさしてあるからな〜。しかし、今さら同じメーカーの同じ256MBのメモリを3本揃えようとは思わないし・・・。

起動音がしなくなってしまった方のベージュG3の検証や、緊急時用ディスクのマウントの仕方など、まだいろいろとやるべきことは多い。来年1年ぐらいはまだまだ楽しませてくれそうだなあ(笑)。