1999年4月15日

　JR大宮駅から徒歩5〜6分のところにある、フランス仕込みのパティシエの店。
　大宮に住んでてよかったと思うことの数少ないひとつがこの店である（笑）。

　ここのケーキは全体に甘さ控えめで、素材の味を重視したもの。
　お勧めはショートケーキ類よりも、サクサクと香ばしいタルト。ストロベリーやラズベリー、バナナのタルトなど、どれもすばらしい。ミルフィーユやプリンもなかなかのもの。お値段も300円ぐらいからと、決して高くない。
　お昼はパスタなどのランチもあり（800〜1000円）。

　
　2000年12月24日

　クリスマスイブにケーキを買って帰るサラリーマンの姿ほど情けないものはないが、まだシェ・シブヤのクリスマスケーキなるものを食べたことがないので（去年はストレルだった）、恥をしのんで買いに行く。

　奥の喫茶部の営業を中止して、そこがケーキの箱を組み立てる作業場になっていた。
　通常のケーキも販売していたが、そのケースの上に４種類のクリスマスケーキ（タルト、チョコレートケーキ、デコレーションケーキ、ミルフィーユ）の見本が飾られていた。
　3000円のデコレーションケーキにしようかと思ったが、ここのケーキは「皮」がうまいことを思い出し、2000円のミルフィーユにする。（ミルフィーユという名前ではなかったが、本当の名前は忘れてしまった。）

　パイ生地、カスタードクリーム、ラズベリーソース、どれもため息が出るおいしさ。バターの風味がすばらしく、全身の力が抜けていくようなケーキ。さすがシェ・シブヤ、クリスマスケーキでも手を抜かない。