勝漫(神田 とんかつ)

おいらはとんかつが大好きである。
カレーほど頻繁に食べるわけではないが、とんかつがなくなったら生きていけないだろうと思う。
そんなわけで、上野の御三家や恵比寿の「かつ好」、銀座の「かつ銀」など、とんかつの名店はいろいろと食べ歩いてみたが、おいらの個人的な趣味で、ナンバーワンはここ。

 2000年11月4日

 ヒレカツよりロースカツが好きなおいらにとって、一番うまいとんかつ屋はこの「勝漫」である。
 おすすめは「特ロースカツ定食(2100円)」。サクサクとした衣、柔らかくてジューシーな肉、そしてソース、全てに非の打ち所がない。ごはん、赤だし、お新香も上々で、まさに究極のとんかつ定食である。
 季節のメニュー「カキフライ定食(1500円)」は、まるまるとした大振りのカキフライが5個で、ボリューム満点。残念ながらジューシーさにはイマイチ欠けるが、それでも味はじゅうぶん満足できるレベル。
 ここの名物に「大カツ丼(1600円)」という、直径30cmぐらいのドンブリの巨大なカツ丼がある。タマゴが溶きタマゴではなく、目玉焼き状態になっていて、ハンバーグみたいに黄身の部分をソースのようにして食べる。とても食べきれないと思いきや、あまりのうまさに夢中で食べてしまい、気付いたときはドンブリが空という脅威のメニューである。


特ロースカツとカキフライ