2008/9/8 ヨシカミ

久々に浅草の「ヨシカミ」でランチ。
11時45分の開店時には30人ぐらいの行列ができていた。

今までテーブル席しか座ったことがなかったが、開店前から並んでいたおかげで、オープンキッチンをぐるりと取り囲むカウンター席に初めて座れた。
いちばん端っこだったので、ナポリタンのでっかい中華鍋を振ったり、ズンドウのビーフシチューを皿に盛り付けたり、オーブンでグラタンを焼いたりするようすを斜め後ろから見学することができた。
狭いキッチンの中だけでも4〜5人、そして客から見えない奥の厨房にもおそらく数人のコックさんがいる。
奥の厨房でゆでたスパゲティが中華鍋に5〜6人分入った状態でオープンキッチンに運ばれ、それが客の前で調理されてナポリタンに仕上げられていくのだが、とにかく量が多いので、これを振るのはかなりの重労働だろう。

本日のランチのビーフシチュー。トロトロの柔らかさ! うまい!

同じく本日のランチのナポリタン。
これぞ「昔のナポリタン」の味!
素人があんなでっかい中華鍋で作ったらベチャベチャになってしまうだろうが、さすがはプロ!

ランチはあとポタージュスープと、食後にコーヒーまたはアイスクリームが付いて1,650円。
メニューは曜日によって替わる。

こちらは単品のハンバーグ、1,100円。
これでもかと煮込んだ真っ黒なデミグラスソースが絶品!
ちなみにライス(350円)はメニューに「白いゴハン」と書かれているのだが、ルミチンはそれにハンバーグのソースとおいらのビーフシチューのソースもかけて混ぜ合わせ、「黒いゴハン」にして食べていた。(千切りキャベツまで混ぜてたな〜。)

仲見世をブラブラ。
平日とは思えない賑わいで、さすがに外人サンも多い。

これは浅草にしては新しい、クラウザー様のマスク!

浅草寺をお参りし、地元のレトロな喫茶店でマッタリしたあと、Suicaで池袋行きの都営バスに乗ってみた。
千石、白山、千駄木など下町をのんびりと経由し、50分たってもまだ巣鴨。これ、乗りごたえあるな〜。
巣鴨で降り、とげぬき地蔵商店街を散策。
ここは「おばあちゃんの原宿」などと呼ばれ、お年寄りばかりがクローズアップされるが、この地域の住民(子どもやお母さんたち)の暮らしぶりに強い昭和の香りが漂っていて、非常にノスタルジックな気分にさせられる場所である。

「栄太楼」で豆かんと氷あずきを食べる。どちらも500円とリーズナブル。

庚申堂・巣鴨猿田彦大神をお参り。

王子まで都電に乗り、JR京浜東北線で帰る。
なんともマッタリとした休日でした。